jruby-poiでExcelファイルを作成してみる
Apache POIというものに少し触ってみることにしました。
http://poi.apache.org/
Apache POIは、JavaのAPIでMicrosoftのドキュメントにアクセスできるものです。
Word、Excel、PowerPoint、Visio、Outlookなどにアクセスすることができます。
また、JavaのAPIのため、OSに依存しません。
JRubyならばJavaのAPIを手軽に扱えるため、JRuby+POIは十分にメリットがあると思われます。
ライブラリ準備
JRubyならばpoiのjarを直接扱ってもできるが、既にjruby-poiというライブラリが存在するので、今回はそっちを使ってみることにします。
% jruby -S gem install jruby-poi
サンプル・コード
拡張子xlsx形式のファイルを新規に作成するサンプルになります。
require 'poi' workbook = POI::Workbook.create "sample.xlsx", :format=>:xssf sheet = workbook.create_sheet "test" rows = sheet.rows rows[0][0].value = 100 rows[1][0].value = 200 workbook.save
実行できるとカレントディレクトリにsample.xlsxというファイルができていると思うので開くと、シート"test"が作成され、セルA1に"100"、セルA2に"200"が書き込まれているはずです。
感想
JRuby+POIだとネット上に情報それほど無いですが、それでもなんとなくでコーディングできてしまいました。
使いこなせればいい感じかもしれません。